赤ちゃんの水分補給の完全ガイド|年齢・月齢別の正しい与え方がわかる

「母乳やミルク以外の飲み物はいつから与えるべきなのか」「赤ちゃんが母乳以外を飲まないけど大丈夫なのか」など、赤ちゃんの水分補給が気になっていませんか?

赤ちゃんにとって水分補給はとても大切で、間違った方法で行うと熱中症や脱水症状になりやすいことに加えて、意識不明など命に関わる恐れもあるため注意が必要です

このページでは、過去8年間でベビーシッターとして200人以上の育児に携わってきた私が、月齢に応じた正しい水分補給の仕方から白湯や麦茶の作り方、おすすめ商品までご説明します。

  1. 赤ちゃんの月齢や年齢に応じた正しい水分補給の仕方
  2. 赤ちゃんの水分補給のタイミングで意識すべき2つのこと
  3. 赤ちゃんの水分補給で避けるべき飲み物と飲まない時の対処法
  4. 赤ちゃんに安全に与えるための白湯と麦茶の正しい作り方
  5. 赤ちゃん向け水分補給に便利なおすすめ商品6選
  6. 白湯や麦茶作りにも役立つ便利な育児グッズのおすすめ
  7. 赤ちゃんが体調不良の時の正しい水分補給について

すべて読めば、正しい水分補給の仕方から白湯やミルクの正しい作り方まで、あなたが知りたい全てのポイントを理解できるでしょう。

特に赤ちゃんが具合が悪い時の水分補給を知りたい人は「7. 赤ちゃんが体調不良の時の正しい水分補給について」をクリックするとすぐチェックできます。

1. 赤ちゃんの月齢や年齢に応じた正しい水分補給の仕方

赤ちゃんは新陳代謝が活発で大人の約2倍の汗をかくなど、熱中症や脱水症状になりやすいため水分補給が大切です。

基本的に新生児〜1歳頃までは母乳かミルクをしっかり飲んでいれば、その他の水分補給は必要ありません。あくまでその他の飲み物は「母乳やミルクを補う手段」として使いましょう。

また、月齢や年齢に応じて水分補給の仕方が異なるため、適切な飲み物・与え方・量について以下の通り月齢別でまとめました。

 2〜6ヶ月頃6〜10ヶ月頃10ヶ月頃〜
母乳・ミルク以外の飲み物白湯・麦茶白湯・麦茶白湯・麦茶
与え方哺乳瓶・スプーンスパウト・ストローマグ
与える量最初はスプーン1杯から1kgあたり1日100mlが目安基本的に満足するまで飲ませてok

上表の通り、与える飲み物として白湯(さゆ)と麦茶はすべての時期で共通ですが、「与え方・量」は時期によって異なります。

そのため、ここからはすべての時期に共通することや、それぞれの時期に応じた正しい水分補給の仕方をご説明します。

1-1. すべての時期に共通すること

すべての時期に共通する大切なこととして、母乳やミルク以外の水分補給は「白湯」か「麦茶」が基本です

特に、白湯は水以外の成分を含まないため、まだ胃腸が未熟な赤ちゃんに負担をかけないためもっとも安心です。

また、麦茶は数あるお茶の中でも「カフェイン」や「タンニン」を含まないためおすすめで、赤ちゃん用の麦茶は「通常の3〜4倍に薄めて」与えます。

1-2. 6ヶ月頃まで

母乳やミルク以外の水分補給は「生後2ヶ月頃」から与えてよいとされていますが、多くの人は離乳食と同時期に6ヶ月頃から始める人が多いです。

2〜4ヶ月頃は哺乳瓶を使って1回20〜30cc程度を、6ヶ月頃までの離乳食前はスプーン1杯から始めましょう。離乳食の後に飲ませると口の中を清潔に保てるのでおすすめです。

この時期は赤ちゃんが嫌がったり飲まない場合には、無理にたくさん飲ませる必要はありません。

1-3. 6ヶ月頃〜10ヶ月頃

白湯や麦茶に慣れてくると徐々に飲む量が増えるので、赤ちゃんの成長に合わせて与えましょう。

与える量は赤ちゃんの「体重1kgに対して1日100mlが目安」で、これは母乳とミルクも含む点に気をつけましょう。

また、マグを使えるようにするためのステップとして、乳首以外の飲み口に慣れるための「スパウト」やストローの練習を始めるのもこの頃です。

赤ちゃんは最初はストローで上手に飲むことができないため、まずは赤ちゃん用の紙パックの麦茶などで練習することをおすすめします

まずストローをくわえさせて、指で紙パックを押して麦茶を少しだしてあげるのを繰り返すと、徐々に赤ちゃんもコツを覚えてくれます。

(後ほど「ストロー付のベビー麦茶」のおすすめもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください)

1-4. 10ヶ月頃〜

10ヶ月頃から赤ちゃんは喉が乾くと自分でマグカップから飲めるようなるため、水分補給もだいぶ楽になってきます。

基本的に赤ちゃんが満足するまで飲ませて大丈夫ですが、与えすぎて授乳や離乳食前にお腹いっぱいにならないようにだけ意識しましょう。

ちなみに、赤ちゃん用の麦茶は最初は薄めて与えますが、薄めなくても飲めるようになればそのまま与えて構いません。

赤ちゃんのミルクの正しい作り方が気になる人は「プロが教える赤ちゃんに水道水を安全に使うための全ポイント」の記事をぜひ参考にしてみてください。

2. 赤ちゃんの水分補給のタイミングで意識すべき2つのこと

赤ちゃんの水分補給に決まったタイミングはありませんが、誤った水分補給だと熱中症や脱水症状になる危険性があるため、正しい方法を理解することが大切です。

さらに、適切な水分補給がされないと熱中症までいかなくても赤ちゃんの下痢や便秘などに繋がるおそれがあるため、以下の点を意識しましょう。

  • こまめに与えること
  • 赤ちゃんには「水分補給が必要なサイン」があること

それでは、赤ちゃんの水分補給のタイミングで意識すべきことをご説明します。

2-1. こまめに与えること

夏は特に熱中症など注意する人は多いと思いますが、実は赤ちゃんは冬でも汗をたくさんかくため、冬でも水分補給は大切です。

基本的に赤ちゃんの喉が乾く以下のようなタイミングを意識してこまめに与えるのが良いとされています。

  • お風呂上がり
  • 朝起きた時
  • 外遊びした時
  • 大泣きした後
  • おしっこの量がいつもより少ない時

一度にたくさん飲むと下痢になったり、逆に水分補給が足りないと便秘になったりするため、赤ちゃんに合わせたタイミングでの水分補給を意識しましょう。

2-2. 赤ちゃんには「水分補給が必要なサイン」があること

特に理解しておいていただきたいのは「赤ちゃんに水分補給が必要なサイン」があるということです。

赤ちゃんは泣くことでしかまだ自分の意思表示ができないため、以下のような水分補給のサインをママが読み取ってあげることが大切です。

  • おしっこの回数や量が減った時
  • 落ち着きがなく、普段のあやし方をしても落ち着かない時
  • 唇や口のまわりが乾燥している時
  • 刺激に対する反応が鈍い時
  • ぐったりしている時

上記のように赤ちゃんの具合が悪い時の水分補給の仕方は、通常とは異なるため、後ほど「Q&A」でご説明します。

3. 赤ちゃんの水分補給で避けるべき飲み物と飲まない時の対処法

赤ちゃんに優しくて水分補給に適しているのは「白湯」と「麦茶」ですが、赤ちゃんに避けるべき飲み物もあるため注意しましょう。

さらに、ここでは赤ちゃんが水分補給をいやがる時の対処法についてもご説明します。

3-1. 赤ちゃんの水分補給で避けるべき飲み物

赤ちゃんの水分補給では特に「カフェイン・糖分」を含む飲み物は避けるようにしましょう。

カフェインを含む飲み物

カフェインは赤ちゃんへの刺激が強いため、特に「烏龍茶、緑茶、煎茶」などは避けましょう。

もし与えてしまうと、まだ胃腸が未熟な赤ちゃんの体への影響や、寝たいのに寝れなくて疲労が溜まってしまう可能性があります。

糖分を含む飲み物

フルーツジュースなど糖分を含む飲み物を与えていると、赤ちゃんは虫歯になりやすくなるため糖分を含む飲み物は基本的に避けるようにしましょう。

さらに、赤ちゃんにも味覚があって甘いものが好きなので、甘い味に慣れると白湯や麦茶を飲まなくなることがあるため注意しましょう

3-2. 赤ちゃんが水分補給をいやがる時の対処法

基本的に赤ちゃんが白湯や麦茶などの飲料水を飲まないときは、無理に飲ませる必要はないとされているため安心しましょう

母乳やミルクさえしっかり飲んでいれば、赤ちゃんの水分は十分足りているため特に問題ありません。

もし、母乳やミルクも飲む量が少なくて心配な時には産婦人科の先生に相談しましょう。

4. 赤ちゃんに安全に与えるための白湯と麦茶の正しい作り方

先ほどご説明しましたが、赤ちゃんの水分補給には白湯と麦茶が特におすすめです。

ただし、赤ちゃんに与える場合には特に安全な作り方が大切なので、ここでは白湯と麦茶の正しい作り方をご説明します。

4-1. 赤ちゃんに安全に与えるための白湯の正しい作り方

白湯とは水を沸騰させ続けてから40〜50℃まで冷ましたお湯のことであり、「湯冷まし」と呼ばれることもあります。

ただ温めただけのお湯と違って、特に水道水の場合は口当たりがまろやかになりますが、間違った作り方をすると赤ちゃんに悪影響の可能性があるため注意しましょう。

この章さえ読めば、赤ちゃんとって安全な白湯の作り方や与え方を理解することができます。

水道水を使う場合は必ず沸騰させること

水道水には塩素などが含まれるため、赤ちゃんに使う際は蓋をしないで、必ず10〜15分沸騰させてカルキ抜きや殺菌をしましょう

また、水道水に含まれる「トリハロメタン」という発ガン性物質は沸騰直後に増加するため、10〜15分程度沸騰を続けると除去できるとされています。することが大切です。

また、ヤカンやケトルの場合、蓋をしてしまうと有害物質が逃げないので、蓋をせずに沸騰させることがおすすめです。

ミネラルウォーターは、ミネラル成分が少ない軟水を選ぶこと

ミネラル成分が多いとまだ胃腸が未熟な赤ちゃんの負担となるため、ミネラル成分が少ないものを選びましょう。

選ぶ際の目安は「硬度60以下の軟水」とされており、基本的に国内のミネラルウォーターであれば大丈夫です。

特にミネラル成分や不純物をほぼ完全に取り除いた「ピュアウォーター」は、赤ちゃんに最も優しい水であり、沸騰させずに使えるメリットがあります。

温度は人肌が目安(35〜37℃程度)

赤ちゃんに与える白湯は35〜37℃の人肌がベストです。人肌の温度は母乳と同じで赤ちゃんが飲みやすいためです。

白湯を多めに作って殺菌した電気ポットなどに作り置きするのは可能で、与える時は流水や氷水に当てると早く冷ますことができます。

ただし、一度沸騰させたカルキが抜ける分だけ雑菌が増えやすい状態と言えるため、余った分は必ず捨てて翌日新しい白湯を作りましょう。

以上のポイントを抑えて、特に赤ちゃん用の白湯は安全な作り方を徹底することが大切です

4-2. 赤ちゃんに安全に与えるための麦茶の正しい作り方

赤ちゃん用の麦茶には自分で作る方法と市販の赤ちゃん用の麦茶を買う方法があります。

筆者としては目的に応じて使い分けるのがおすすめであり、ここでは自分で作る方法をご紹介します。

水出しではなく、煮出して作ること

水道水を使う人はカルキ抜きや殺菌のために「水出し」ではなく、沸騰させて麦茶パックを入れる「煮出し」て作りましょう。

先程ご説明した通り、水道水に含まれる「トリハロメタン」を除去するには10〜15分程度、蓋をせず沸騰させる必要があります。

沸騰時間が長くて手間に感じるかもしれませんが、赤ちゃんのために安全性を優先しましょう。

ちなみに、ミネラルウォーターを使う人はミネラル成分が少ない「硬度60以下」を使いましょう。

通常の麦茶を白湯で2〜4倍に薄めること

通常の麦茶を白湯で2〜4倍に薄めて使いますが、特に大切なのは「最初はほぼ味を感じないくらい薄めて与えること」です

なぜなら、赤ちゃんは初めて麦茶を飲んだ時に「苦い」と感じると、以後麦茶を飲まなくなる可能性があるためです。

もしどの程度薄めるべきか心配な人は、一度市販の赤ちゃん用の麦茶を買って味見してみるのがおすすめです。

後ほど赤ちゃん用の麦茶をご紹介しますので、初めての人や薄めるのが面倒な人はぜひ参考にしてみてください。

 「常温〜人肌」の温度で与えること

赤ちゃんに麦茶を与える時は「常温〜人肌」の温度を意識しましょう。

赤ちゃんはまだ胃腸が未熟なので、冷たい麦茶を飲むと下痢になる可能性があります。

参考:麦茶を薄めるのは、あくまで赤ちゃんが飲みやすくするため

麦茶を薄める理由は、あくまで「赤ちゃんが飲みやすくするため」です。

健康上の理由で薄めているわけではないため、もし赤ちゃんが濃くても飲めるようになれば薄めなくても大丈夫です。

基本的には、1歳頃には大人と同じ濃さの麦茶も飲めるようになるケースが多いです。

5. 赤ちゃん向け水分補給に便利なおすすめ商品6選

赤ちゃん用の白湯や麦茶は自分で作れば安いですが、10〜15分沸騰させて冷ましたり、洗い物をしたりで結局30分程度の時間と手間がかかってしまいます。

そのためすべて自分で作るよりも、目的に応じて市販の便利な商品を使い分けることをおすすめします。

赤ちゃんの水分補給用の商品はたくさんありますが、その中でも便利なおすすめ商品を月齢別にご紹介します。

【2〜6ヶ月】森永『調乳用 やさしい赤ちゃんの水』

森永の『調乳用 やさしい赤ちゃんの水』は、ミネラル成分や不純物を含まない「ピュアウォーター」なので赤ちゃんに優しく、沸騰させる必要もないので便利です。

近年は安全な水として特に「ピュアウォーター」は人気で、白湯や麦茶はもちろん、6ヶ月以降の離乳食にもおすすめです。

内容量税込価格購入可能場所
2L×6本1285円+送料360円Amazon

【2〜6ヶ月】ピジョン『ベビー麦茶 ストロー付』

ピジョンの『ベビー麦茶』はストロー付で、パックを指で押せば麦茶がでるので赤ちゃんのストローの練習用としておすすめです。

ベビー用麦茶は様々なタイプがありますが、125mlと少量で無駄が少なく持ち運びにも便利なため、2〜6ヶ月頃の水分補給として好評です。

内容量税込価格購入可能場所
125ml×12本890円+送料360円Amazon

【6ヶ月頃〜】和光堂『粉末麦茶』

和光堂の『粉末麦茶』は、国産の六条麦茶を使った珍しい粉末タイプとして、必要な量だけ簡単に作れるためおすすめです。

赤ちゃんは特に最初は飲む量が少ないため、たくさん作って余った分を捨てるのはもったいないと感じる人や、短時間でさっと作りたい人に特に向いています。

内容量税込価格購入可能場所
1.2g×8包213円楽天

【6ヶ月頃〜】はくばく『こどもが喜ぶ麦茶 (煮出しタイプ)』

はくばくの『こどもが喜ぶ麦茶 (煮出しタイプ)』は国産大麦100%の麦茶パックで、煮出した後で薄める必要がなく簡単に作れるためおすすめです。

家で作った麦茶を白湯で薄めるのが手間な人には特におすすめで、一度にたくさん作れるためコスパが高いのもおすすめポイントです。

内容量税込価格購入可能場所
20袋(160g) × 12箱2214円楽天

【6ヶ月頃〜】和光堂『ベビーの時間』

和光堂の『ベビーの時間』は赤ちゃんに優しい麦茶にこだわった「無添加」が特長で、ペットボトルなので持ち歩きに便利なのでおすすめです。

無添加なので早めに飲む必要があるため、1日あたりの飲む量が増えてきたらぜひ使っていただきたいベビー用麦茶です。

内容量税込価格購入可能場所
500ml×24本2412円Amazon

【体調不良の時に】和光堂『アクアライト』

和光堂の『アクアライト』は、消費者庁に認可された発熱・下痢・嘔吐などで失われた水分や電解質補給に最適なベビー用イオン水で、0ヶ月から使えるためおすすめです。

母乳やミルク以外を飲んだことがない赤ちゃんでも飲みやすいりんご風味なので安心して与えられます。

※ただし、離乳開始前のお子さまは、必ず専門家の指導を受けてから使用することとされていますのでご留意ください。

内容量税込価格購入可能場所
125ml×3本324円+送料楽天

6. 白湯や麦茶作りにも役立つ便利な育児グッズのおすすめ

白湯や麦茶はもちろん赤ちゃんにおすすめですが、赤ちゃん用の白湯や麦茶を家で作るのは正直手間で、10分以上沸騰させたり、白湯で薄めたり、翌日は使えないなどの不便さがあります。

また、同じような手間がミルク作りにもあるかと思います。

実際に私がベビーシッターとしての経験を踏まえると、いつでも温水で麦茶や白湯そしてミルクが作れるため、「ウォーターサーバー」が人気でした。

「ウォーターサーバー」とはペットボトルの水のような綺麗な飲み水を蛇口をひねる感覚でいつでも温水・冷水で出すことができる装置です。病院や歯医者などで見かけることも多いのではないでしょうか。

色々な種類があるので、「どのウォーターサーバーがいいのかわからない」というママから質問をよく受けたので、水質や安全性などを徹底的に調べました。その結果から、私が赤ちゃんにベストと考えているのは『アルピナウォーター』です。

赤ちゃん専用水と同じ「ピュアウォーター」であることや、育児の間だけレンタルで使え、月額料金も安いのが特長です。さらに大人も使えるのでペットボトルの水を買って帰る必要がなくなったとママの中でも好評でした。

月額コスト(電気代を含む)初期費用申込可能場所
月24L換算:
3666円
0円公式ページ

7. 赤ちゃんが体調不良ときの正しい水分補給について

赤ちゃんの体調不良で特に多い「 発熱・下痢・嘔吐」などの場合は、赤ちゃん用イオン水を使うのが効果的です。

「ベビー用イオン飲料」は発熱や下痢などの体調不良で汗をたくさんかいた時などに、失われた電解質を補給するために与える飲み物で、経口補水液と呼ばれることもあります。

赤ちゃんの体内で吸収されやすいため、下痢や嘔吐など体内の水分が不足しがちな時にとても効果的です。

ベビー用イオン水を普段から使わないこと!

ベビー用イオン水のテレビCMや広告をみると、赤ちゃんに良さそうないイメージがありますが、普段から使わないようにしましょう。

もしベビー用イオン水を日常的に与えると、赤ちゃんはさらに喉が乾いてたくさん飲みたがったり、甘い味に慣れると白湯や麦茶を飲まなくなることがあるため注意しましょう。

7-1. 発熱した時の水分補給

赤ちゃんが熱を出した時は汗をたくさんかくため水分補給が大切であり、熱が特に高い場合には赤ちゃん用イオン水を与えましょう。

基本的に母乳やミルクを飲ませて大丈夫ですが、ミルクを与えてもまだ欲しがる時は胃腸に負担をかけすぎないために「白湯」を与えましょう。

7-2. 下痢の時の水分補給

何らかの原因で体力が落ちている場合など、ミルクに含まれる乳糖をうまく消化できずに下痢になることがあります。

この時には一時的に乳糖の摂取量を減らすことが大切なので、ミルクを与える量を5〜7割程度に減らしたり、ミルクを少し薄めに作ってあげましょう。

下痢の時は胃腸を休ませる必要があるため、無理に母乳やミルクを与えるべきではなく、脱水症状を防ぐためにベビー用イオン水や白湯を使いましょう。

7-3. 嘔吐した時の水分補給

嘔吐の時はミルクの飲みすぎからウイルス感染まで様々な原因が考えられますが、まずは脱水症状にならないように注意しましょう。

特に無理に母乳やミルクを与えると、更に吐いてしまう可能性があるため、授乳間隔を空けて様子をみましょう。

どうしても水分補給が気になるときはベビー用イオン水や白湯を与えましょう。

参考:赤ちゃんが水分を飲みすぎると、水中毒などになる可能性があるため注意

母乳や正しく調乳したミルクを飲んでいれば水中毒の心配はありませんが、薄めたミルクや白湯をたくさん与えると水中毒になることがあります

「水中毒」とは水分を過剰に摂取したことで血液が薄まって、体内のナトリウムやカリウム濃度が低下して体調を崩してしまう症状のことです。

例えば、アメリカで薄めたミルクを一気に飲ませたことで10ヶ月の赤ちゃんが死亡した例があるなど、急激に症状が悪化するのも特徴です。

そのため、赤ちゃんの月齢や年齢に応じた適切な水分補給を心がけましょう。

8. まとめ

赤ちゃんの水分補給の大切なポイントを一通り説明してきましたが、いかがでしたか?

基本的に生後1歳くらいまでは母乳とミルクだけで十分とされていますが、白湯や麦茶を母乳やミルクを補う手段として活用するのは効果的です。

また、赤ちゃんは喉が乾いても泣くことしかできないため、赤ちゃんの水分補給が必要なサインを意識することが大切です。

最後にまとめとして大切な点をまとめると以下の通りです。

  • 赤ちゃんの時期に関わらず「白湯」と「麦茶」が最適であること
  • 赤ちゃんにとって「カフェイン」や「タンニン」を含む飲み物はNGであること
  • 特に赤ちゃん用の白湯や麦茶は、安全な作り方を徹底すること
  • おしっこの回数や量が少ないなど「赤ちゃんの水分補給必要なサイン」を意識すること

以上を参考にあなたの赤ちゃんが適切な水分補給で、元気に大きくなることを心より願っています。