世界一わかりやすい高齢者向け水分補給のポイントまとめ

「どうして高齢者にとって水分補給が大切なのか」「高齢者はどう水分補給するのがいいか」など、高齢者の正しい水分補給の仕方が気になっていませんか?

高齢者は脱水症状になりやすく、ひどい脱水症状は命にかかわる危険性があるため、高齢者向けの正しい水分補給を意識することが大切です。

このページでは、過去にホームヘルパーとして150人以上のお手伝いをしてきた私が、高齢者にとって水分補給が大切な理由に加えて、意識すべきポイントや注意点をご説明します。

  1. 高齢者の水分補給が大切な4つの理由
  2. 高齢者の正しい水分補給の4つのポイント
  3. 高齢者の水分補給をサポートする際の4つの注意点

全て読めば、高齢者の水分補給の大切さから具体的な方法まで、あなたが知りたいすべてのポイントを理解できるでしょう。

1. 高齢者の水分補給が大切な4つの理由

水分補給は基本的にすべての年代で大切ですが、高齢者の場合は加齢に伴う理由などから特に水分補給が大切です。

また、高齢者の水分補給は周囲の人の協力や理解が大切である点でも、他の年代の水分補給とは異なります。

以上を踏まえて、高齢者が健康的に過ごすうえで「水分補給」が大切な理由を、以下の4点にまとめました。

  • 体内の水分量が少ないから
  • 食事からの水分量が減るから
  • 喉が乾きを感じにくいから
  • 脱水症状は命に関わるケースもあるから

それでは高齢者の水分補給が大切な理由を順にご説明します。

1-1. 体内の水分量が少ないから

高齢者は若い人より体内の水分量が少ないため、脱水症状になりやすいことを理解しましょう。

歳をとると水分を蓄える筋肉が減ったり、水分調節する腎臓の機能低下で尿が増えるため、体内の水分量は徐々に低下します。

さらに、高齢者は夜中にトイレに起きるのが面倒で自ら水分を控えるケースもある点に留意しましょう。

1-2. 食事からの水分量が減るから

高齢者は食事の量が減り、食事から摂取する水分量が減るため、高齢者ほど飲料水からの水分補給が大切です。

特に夏バテなどで食欲が減る時期は、さらに食事からの水分量が減るため、例えばスープなど食事で水分を摂る工夫をすると効果的です。

1-3. 喉の乾きを感じにくいから

高齢者は徐々に体の感覚が鈍くなり、喉の乾きを感じる「口乾中枢」も衰えていきます。

そのため、体は水分が必要なのに本人が気付かなかったために脱水症状になってしまうケースがあります。

1-4. 脱水症状は命に関わるケースもあるから

高齢者が脱水症状になると、食欲がなくなったり熱など体調不良になったりして、さらに水分量が減るケースが多いです。

さらに、万一重症になると意識を失ったり、けいれんしたりする他、最悪の場合は命に関わるケースもあるため注意が必要です。

そのため、以下の「高齢者の脱水症状を防ぐためのチェックポイント」を踏まえて、高齢者が脱水症状になっていないか、日頃から気にかけることが大切です。

2. 高齢者の正しい水分補給の4つのポイント

高齢者は若い人と比べて脱水症状にかかりやすいため、通常の水分補給とは、これからご説明する点さえおさえておけば特に心配ありません。

間違った水分補給は、高齢者が脱水症状にかかるリスクを高める可能性があるため、以下の4つのポイントを正しく理解しましょう。

  • 飲み物
  • 水分量
  • タイミング
  • 体勢

それでは高齢者の水分補給で意識すべきポイントをご説明します。

2-1. 飲み物

高齢者の水分補給では「水」を基本として、麦茶などカフェインを含まない飲み物で補給しましょう。

また水道水は塩素や不純物が含まれるため、胃腸への負担が少ない「軟水」のミネラルウォーターを選ぶことをおすすめします。

さらに、冷水は高齢者の胃腸への刺激が強いため、ほとんどの人が「常温」か一度沸騰させてから40〜50度に冷ました「白湯」を飲んでいます。

●「カフェイン」は水分補給として飲むのは避けましょう

「コーヒー」や「緑茶」などに含まれるカフェインは利尿作用があり、体内の水分が排出されやすくなります。

そのため、水分補給のためではなく、あくまで嗜好品として楽しむようにしましょう。

2-2. 水分量

一般的な成人では以下の通り、1日に約2200mlの水分を失うため、飲料水と食事から1Lずつ摂るのが目安とされています。

特に高齢者は食事からの水分量が減るのを考慮すると、飲料水は少し多めの「1日1L〜1.5L」が目安です。

ちなみに、一度に大量の水を飲んでも体内で吸収されないため、「こまめにコップ1〜2杯」を補給しましょう。

●高齢者の水分補給をサポートする際に大切なこと

高齢者が水を飲むのをサポートする際に、できるだけむせないようにするため、以下の2点を意識しましょう。

  • 1回の口に含む水分の量
  • 2回目の水分を口に入れるタイミング

明確な量やタイミングは決まっていませんが、高齢者のペースに合わせて「ゆっくり少しずつ」を意識しましょう。

意思疎通できるなら口を離す合図を決めておいたり、意思疎通ができない場合は喉仏の動きを参考にするのがよいでしょう。

2-3. タイミング

基本的に「高齢者が喉の乾きに気づく前にこまめに水分補給する」ことが大切です。

高齢者が喉が乾いた時にはすでに脱水症状になりかけている可能性があるため、以下のようなタイミングで習慣化することをおすすめします。

  • 朝起きたとき
  • 食事の時
  • 午前中のティータイム
  • 外出する時の前後
  • 入浴の前後
  • 寝る前

さらに、先程ご紹介した脱水症状を防ぐためのチェックポイントも意識すると効果的です。

2-4. 体勢

高齢者の水分補給を直接お手伝いする際は、高齢者が最も飲みやすい「前傾姿勢」を意識しましょう。

前傾姿勢は水分が誤って気道に入ってしまう可能性を減らすことができます。

逆にのけぞった姿勢で水分をとるとむせることが多く、高齢者が水分補給を嫌がるようになる可能性があるため避けましょう。

2-5. 2章のまとめ

2章でご説明したポイントを満たすには、以下の2点が大切です。

  • 1日1L〜1.5Lの水を常温か白湯で、こまめに補給すること
  • 水分補給を直接サポートする際は前傾姿勢を意識すること

一方で上記をすべて満たす方法は限られますが、最も簡単にすべて満たすには「ウォーターサーバー」がおすすめです。

例えば、ウォーターサーバーによって高齢者がこまめに水分補給するようになったケースや、以下のように介護がかなり楽になったという口コミが多数あります。

口コミ・評判

T・Iさん(50代女性・母親を介護中)
評価:★★★★★5
水分補給のたびにお湯を沸かして白湯を作っていましたが、ウォーターサーバーを導入してからはいつでも白湯を飲めるため、手間も気持ちの面でも楽になりました。

数あるウォーターサーバーの中でも、私の経験から介護の現場で多くの人がよく使っている『アルピナウォーター』をおすすめします。

『アルピナウォーター』は最安値でレンタルでき、性能も良くコスパが高いため、高齢者の水分補給におすすめの便利アイテムです。

さらに介護以外にも、コーヒーやお茶・インスタントスープ・料理などにも活用でき毎日快適に過ごせるようになるのも大きなメリットです。

初期費用 月額トータルコスト(電気代を含む) 申込可能場所
0円 税込3666円(月24Lを使う場合) 公式ページ

『アルピナウォーター』はシンプルなデザインと機能が特長なので、もし機能性やデザイン性を重視する人は「徹底比較でわかった最高のウォーターサーバーとタイプ別5選」を参考にしてみてください。

3. 高齢者の水分補給をサポートする際の4つの注意点

高齢者の介護などで、高齢者の水分補給の方法を知りたい人も多いと思います。

間違った水分補給をしていると、高齢者がむせたり水分補給を嫌がるようになる可能性があります。

そのため、適切な水分補給をするために注意すべき4つの点を、以下の通りまとめました。

  • 高齢者が水分補給を嫌がる時には、無理に飲ませないこと
  • 水分補給が過剰のサインを意識すること
  • 水分補給がうまくできない時は「とろみ」や「ゼリー」を活用すること
  • 「水分制限」が必要な高齢者もいること

それでは高齢者の水分補給の注意点をご説明します。

3-1. 高齢者が水分補給を嫌がる時には、無理に飲ませないこと

無理に水分補給をさせようとするほど高齢者が嫌がることが多いため、無理に飲ませるのは避けましょう。

嫌がる理由は様々ですが、水を飲んでむせることやトイレが近くなるのが不安感からくることもあります。

そのため、楽しい雰囲気での「ティータイム」の時間を決めたり、果物やゼリーなど水分の多いおやつを用意することをおすすめします。

3-2. 水分補給が過剰のサインを意識すること

高齢者は喉の乾きを感じにくいとご説明しましたが、逆に水分補給が過剰になっていることも高齢者自身が感じていないケースもあります。

そのため、「水分補給が過剰のサイン」を以下のとおりまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

3-3. 水分補給がうまくできない時は「とろみ」や「ゼリー」を活用すること

高齢者はうまく飲み込めないとむせることが増えて、最終的に水分を摂るのが難しくなります

その場合には、以下の2つの方法で対応しましょう。

●水分にとろみをつける

「とろみ剤」と呼ばれる粉の量を調節して、高齢者に合わせてとろみをつけることで飲みやすくなります。

介護用とろみ剤にはいくつかありますが、すべて試して最も良かった『つるりんこ クイックリー』を私は使っていました。

引用:kakaku.com

森永グループの『つるりんこ クイックリー』は、介護業界シェアNo.1のとろみ剤として実際の利用者からのフィードバックが圧倒的に良いためおすすめです。

とろみ剤自体にはほぼクセや味がないため、素材本来の味に変化がないことや、個装タイプなので使い勝手がよいと好評です。

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●ゼリーに切り替える

とろみをつけてもうまく飲めない場合に、水分をゼリー状に固めて「食べて」水分補給できるのがメリットです。

様々な水分補給ゼリーを試しましたが、実際の利用者からのフィードバックが最も良かった『お水のゼリー』が一押しです。

引用:ハウス公式

ハウスの『お水のゼリー』は数ある水分補給ゼリーの中でも、特に喉ごしが滑らかでむせることがほとんどないと利用者に好評なのでおすすめです。

誰でも美味しく水分補給できるようにピーチ・マスカット・メロン・ソーダ味の4種から選べることも好評です。どれを使うべきか迷う人はまずはこれを試してみましょう。

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3-4.「水分制限」が必要な高齢者もいること

まれに「水分制限」が必要な高齢者もいることをおさえておきましょう。

特に「慢性心不全」「慢性腎不全」などで医師から水分制限の指示がある場合は、必ずその指示に従う必要があります。

4. まとめ

ここまで高齢者の水分補給について詳しくご説明してきましたが、いかがでしたか?

高齢者の水分補給は、高齢者自身だけでなく周囲の人も正しく理解してサポートすることでよりスムーズになります。

特に高齢者が喉の乾きを感じにくい場合は、喉が乾く前にこまめに水分補給する習慣を作ることを意識しましょう。

最後にこのページのポイントをまとめると以下の通りです。

  • 高齢者は体内の水分量が少ないため、脱水症状になりやすいこと
  • 脱水症状がひどい場合は、命にかかわる危険性があること
  • 1日1L〜1.5Lを目安として、コップ1〜2杯をこまめに補給するのが大切であること

また、便利グッズとしてウォーターサーバーを使う方が多いですが、このページでご紹介した『アルピナウォーター』が間違いなくおすすめです。

以上を参考にあなたが高齢者の水分補給を正しく理解できることを心より願っています。